犬を飼って入ると、一度はひやっとした経験があるのではないでしょうか?
与えるつもりはなかったのに、床に転がっていたものを食べてしまった!
まさかそんな物を口に入れると思わずにいたら食べてしまった!など
子犬のうちや、飼い始めてすぐは飼い主さんも注意して入るのですが
「ついうっかり」が、思わぬ誤飲事故を引き起こす場合があります。
盲点になりやすいものを知って、思わぬ誤飲を防ぎましょう!
Contents
犬の誤飲につながると危険なものとは?
犬の誤飲覚えておきたい危険ポイント「室内編」
- 犬は何か見つけると、食べるつもりはなくとも口の中にとりあえず入れて確認する。
- 飼い主にあげるつもりがなくても床に落ちていると、口に入ってしまう。
- 届くのならゴミ箱の中でも散策れてしまう。
- 遊んでいるつもりが飲み込む。
タバコ
まさか食べないと思われがちですが、飼い主さんが口に入れていたものへ興味を示すわんちゃんもいます。
タバコそのものを食べてしまうことも危険ですが、怖いのは灰皿に入っている水を飲んでしまったケース。
中毒を起こす大きな要因のニコチンは、水に溶けると吸収しやすくなるのでとても危険です。
電池
小型犬の口の大きさでは、単一電池単一電池のように大きなものは入りませんがボタン型電池や、コイン型電池は小さいためどの犬種でも飲み込む可能性があります。
喉に詰まらせて呼吸困難になってしまったり、体内に入ると消化管へ損傷を起こします。
溶け出して張り付いてしまうと、内臓に穴が開くケースも。
サプリメント、薬
健康食品だから危険性は少ないと思われがちですが、人にとっては食品になっても犬にとっては毒になるサプリメントがあります。
人間用の常備薬としてあるような薬も、犬が飲んでしまうと深刻な中毒症状を起こしてしまう危険があり注意が必要です。
洗剤
粉洗剤をガバガバ食べようとするのはあまり想像できません(絶対にないとも言い切れません)が、数年前から出ているジェルボールは口の中に入れやすく、誤飲の危険性があります。
ジェルボール型洗剤が歯に当たったことでフィルムが破れてしまい、飲み込んでしまうケースも。
石鹸も興味本位で口に入れて誤飲してしまうと嘔吐や下痢をしてしまいます。
植物
チューリップ、ユリ、朝顔、シクラメンなどの身近な植物でも毒性を持っているものは多いです。
花部分ではなく、葉や、根に毒があるなど様々です。
花瓶に活けていた水も安心はできません。
食べて大丈夫な植物の方が少ないと考えて、部屋に置く際は注意しましょう。
ペットシート
破く癖があり、遊んでいて飲み込んでしまう。
ビニール部分が喉に張り付いてしまうなど。
ペットボトルのフタ
ペットボトルをおもちゃ代わりに遊ぶのが好きなわんちゃんも多いです。
気をつけたいのが、フタの部分。本体と別にしておいた時に遊ぼうとして、
そのまま間違って誤飲してしまう場合があります。
おもちゃ
たとえ犬用だったとしても、小型犬用に小さなおもちゃを大型犬が使った場合誤飲に繋がります。
ちぎれて小さくなっていたら小型犬でも、飲み込む原因になります。
ヒモやコード
解けかけのヒモを引っ張っていて飲み込んでしまう。
おもちゃに付いていたヒモが取れてしまうなど。
ヒモや、コードなどで厄介なのは端が出ていたとしてもむやみに引っ張ってはいけない事です。
引っ張って取って上げたい気持ちはわかりますが、引っ張り出す際に喉を痛めてしまう可能性があるので、安易に引っ張って解決するのは危険です。
害虫駆除剤
匂いがするので興味を持つ場合は特に置き場所に気をつけましょう。
中の駆除剤も心配ですが、小さい置き型のものはそのまま飲み込んでしまう危険も。
その他気をつけたい細々したもの
化粧品、マニュキア、つけまつげ、付け爪
フィギア、USB、消しゴムなど
犬の誤飲覚えておきたい危険ポイント まとめ
犬の誤飲を防ぐために
口に入る大きさのものは与えるつもりはなくても、犬の届く範囲に置かない。